画像はイメージです original image: SeanPavonePhoto / stock.adobe.com
日鉄ソリューションズ、奈良先端大にノキア技術を使ったローカル5Gを構築
2022.06.08
Updated by WirelessWire News編集部 on June 8, 2022, 14:43 pm JST
画像はイメージです original image: SeanPavonePhoto / stock.adobe.com
2022.06.08
Updated by WirelessWire News編集部 on June 8, 2022, 14:43 pm JST
ノキアは2022年6月3日、日鉄ソリューションズ(NSSOL)がノキアの技術を活用して奈良先端科学技術大学院大学(奈良先端大)にローカル5Gネットワークを構築したと発表した。奈良先端大は、ローカル5Gネットワークを新たに導入することで、大学の研究能力の強化や学習体験の向上を図る。
具体的には、ローカル5Gで膨大なデータをリアルタイムで収集し、人工知能(AI)と機械学習で分析して実用的な洞察を得ることを目指す。また、高解像度映像を使った配信が可能になり、講義や研究映像をライブストリーミングすることで、より臨場感のある教育体験を提供できる。さらに、5GやGPSの測位機能を活用して降雨予測の精度も向上させる。
NSSOLが利用したノキアの技術はNokia Digital Automation Cloud(NDAC)と5G固定無線アクセス(FWA)である。NDACは、エンドツーエンドのプライベート無線ネットワークおよびエッジコンピューティングを実現するためのプラットフォーム技術だ。NSSOLは「NDACにより奈良先端大向けに迅速にローカル5Gネットワークを導入できた」(取締役専務執行役員の大城卓氏)と語る。また、ノキアは「ローカル5Gネットワークを利用することで、企業は新たな能力やビジネス上の強みを獲得できる」(エンタープライズビジネス統轄 執行役員のドニー・ヤンセンス氏)とする。
[リリース]
・ノキアと日鉄ソリューションズ、奈良先端科学技術大学院大学の研究能力の向上に向け、本大学で5G SAのプライベートワイヤレスネットワークを構築
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら