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米国 国防総省 俯瞰 イメージ

米国防総省、6G技術の開発・テストを行う新たな産学プロジェクト始動

5G News Aug 2nd. week, 2022

2022.08.09

Updated by Wataru Nakamura on August 9, 2022, 10:56 am JST

米国防総省のInnovate Beyond 5G(IB5G)プログラムは8月2日、次世代通信技術に関する同省と産業界、学会との協力関係を推進する3つの新プロジェクトを開始した。

このプロジェクトの1つである「Open 6G」は、Open RANの6Gシステム研究の後押しを目的とした新たな産学連携の取り組み。IB5Gが177万ドルの資金援助を行い、信頼できる拡張機能の開発やテスト、統合のための拠点となるという。同拠点の管理は、ノースイースタン大学のKostas研究所が陸軍研究所と協力して行う。

IB5Gのプログラム責任者を務めるSumit Roy博士は「国防総省は、5GおよびNextGの無線技術やコンセプト実証の推進に大きな関心を持っている」とコメント。一連の取り組みについて「将来の兵士のための高性能で安全、復元力のあるネットワーク運用を実現するために必要なBeyond 5G技術の研究開発に対する、官民連携による継続的な投資を示すものと述べている。

[原文/関連情報]
Three New Projects for DOD's Innovate Beyond 5G Program
Pentagon backs new hub for developing, testing 6G technology
DOD Launches 6G R&D Center as it Eyes Transition to NextG Wireless Tech

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中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。