ハワイ島には一度だけ行ったことがある。冒頭の写真は、マウナケア中腹からの日没である。すばる望遠鏡がある山頂付近まで行こうとしたのだが、悪天候（強風）のため残念ながらここまで、というところでしばらく夕日を見ていて撮影した。

宿のすぐ近くにクラフトビールを揃えたパブがあって、毎日のように行ってはいろいろなビールを飲んで「シェラネヴァダ」という銘柄を発見したのも、この時のことだ。後に、ベアードビール創業者のブライアン・ベアード氏が「ベアードは日本のシェラネヴァダを目指している」というようなことを発言しているのを目にして、なるほどと思った。

ハワイ島では、自然のスケールが大きいことにも驚かされた。キラウエア火山などが典型だが、日本の火山とは大きさが全く違う。粘性が低くサラサラした溶岩を穏やかに噴き出すタイプの噴火なので、訪問した当時はかなり活発な活動をしていた時期ではあったが、近くまで行くことができた。

長期休暇を取る訳でもないし、そんなにいろいろなところに行ったことがある訳でもないのだが、再訪したいところとして、ハワイ島は最上位に位置している。Modern Timesに掲載されている佐藤秀明氏によるハワイの写真の数々を見て、つい思い出してしまった。

夏山での雷事故の防止についての解説とともに、休暇シーズンにじっくり読みたい記事である。

・過去の気象解析データで山岳事故をなくせ。
　雷の知識不足が犠牲者を生んだ「2002年8月2日塩見岳落雷事故」の気象データを読む
https://www.moderntimes.tv/articles/20220810-01we/

・ハワイ、驚異の自然
https://www.moderntimes.tv/articles/20220715-01photo/

・ハワイ、その少し奥に見えるもの
https://www.moderntimes.tv/articles/20220722-01photo/

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