画像はイメージです original image: Gorodenkoff / stock.adobe.com
5G News Aug 2nd. week, 2022
Updated by 中村 航 on August 12, 2022, 15:06 pm JST
中村 航 wataru_nakamura
1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。
ローカル無線網やマネージドIoT接続などの無線サービスを手がける米Kajeetは8月9日、サムスン電子アメリカとの提携を発表した。Kajeetは自社のローカル5GプラットフォームをサムスンのCBRS(Citizens Broadband Radio Service:市民ブロードバンド無線サービス)ソリューションと組み合わせ、企業や学校、自治体などに向けて提供する予定。また、米国におけるサムスンのプライベートRANソリューションの正規販売代理店となる。
Kajeetは教育機関や自治体、公益事業、図書館、医療機関などに向けたセキュアなローカル5G網の構築・管理で豊富なノウハウを保有する企業。今回の契約により、両社はこれらの組織への5G対応CBRSネットワークソリューションの提供を目指す。
両社は提携の第一段階として、教育業界向けの取り組みに注力。既に米国の複数の学区へのローカル5G網導入に向けて協力している。
一方、両社はデジタル・ディバイド解消の取り組みでも協力する。米国内のサービスが行き届いていない地域に向けて、CBRSおよび5G固定無線アクセス(FWA)を活用してブロードバンド普及率向上を図る。
[原文/関連情報]
・Kajeet and Samsung Collaborate to Deliver Smart Private 5G Network Solutions
・Kajeet partners with Samsung on private 5G networks
・Kajeet, Samsung to deliver private 5G network solutions in the US