WirelessWire News Technology to implement the future

by Category

北京 都市 景観 イメージ

チャイナモバイル、世界初の6Gテスト衛星を打ち上げ

5G News Feb 2nd. week, 2024

2024.02.09

Updated by Wataru Nakamura on February 9, 2024, 12:00 pm JST

中国通信最大手のチャイナモバイルは、6G技術をテストするための世界初の衛星の打ち上げに成功した。高度約500キロの低軌道に投入されており、高軌道衛星と比較して低遅延や高速データ転送などの利点があるという。宇宙と地上の統合的な通信技術を探求する取り組みの一環といえる。

チャイナモバイルによれば、新たな衛星は同社が中国科学院マイクロ衛星創新研究院 (Chinese Academy of Sciences' Innovation Academy for Microsatellites)と共同開発したもので、6G向けの分散型自律アーキテクチャを搭載している。国産のソフトウエアやハードウエアを採用しており、軌道上でのソフトウエア再構築、コアネットワーク機能の柔軟な展開、自動管理などに対応する。

中国は2030年までに6G技術の商用化を目指している。同国の6G推進チームの責任者を務めるWang Zhiqin氏によれば、同国は2022年に6Gの技術的実験を開始しており、6Gシステムアーキテクチャおよび技術ソリューションの研究を進めてきたという。また、2023年6月には、中国工業情報化部(MIIT)が国内の5Gおよび6Gサービス向けに6GHz帯を割り当てたことを発表していた。

[関連情報]
China Mobile claims it launched world's first '6G' test satellite
China Mobile launches the world's first 6G test satellite
China launches two satellites to test 5G, 6G technologies

WirelessWire Weekly

おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)

登録はこちら

中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。