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アップルの自社製5Gモデム、第2世代でミリ波に対応か(Bloomberg報道)

5G News Jan 2nd. week, 2025

2025.01.09

Updated by Wataru Nakamura on January 9, 2025, 16:06 pm JST

アップルが開発中とされる独自の5Gモデムについては、初代モデルがミリ波非対応となるのは既報の通りだが、第2世代モデルではミリ波に対応する見込みという情報筋の話をBloombergが報道している。アップルの内部事情に詳しいMark Gurman氏の記事で、複数の媒体が信頼性の高い情報として取り上げている。

これらの報道によれば、アップルは2026-27年にリリース予定の「iPhone 18」シリーズや「iPad Pro」の最新モデルに第2世代の自社製5Gモデムを搭載する見込みだという。このモデムは、ミリ波への対応のほか、最大6Gbpsのダウンロード速度、Sub6 5Gでの6キャリア・アグリゲーション、ミリ波使用時の8キャリア・アグリゲーションなどをサポートする予定。

また、Gurman氏はアップルが2027年には第3世代の自社製5Gモデムをリリースすると予想。同社はこのモデムに関して、パフォーマンスやAI機能の面でクアルコム製モデムを上回ることを目指しているほか、iPhoneのAシリーズ・チップとの統合も検討しているという。

アップルの5Gモデムについてはこれまで、2025年に発売される「iPhone SE(第4世代)」および超薄型の「iPhone 17 Slim/Air(仮称)」に初代モデルが搭載されると報じられていた。

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中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。

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