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ドコモ、歩数やスマートフォンの利用状況を家族に伝えるシニア向けアプリを提供開始

2014.03.20

Updated by Naohisa Iwamoto on March 20, 2014, 19:52 pm JST

20140320_docomo001.jpgNTTドコモは2014年3月20日、シニアとその家族に向けた安心サービスを提供するらくらくスマートフォン向けのアプリ「つながりほっとサポート」を3月25日に提供すると発表した。シニアのスマートフォンの利用状況などを家族にメールで伝えることで、安全な生活を支える。

「つながりほっとサポート」は、これまで「らくらくホン ベーシック3」向けに提供していたが、今回は機能を拡充してらくらくスマートフォン向けのアプリとして提供する。見守られる側のシニアが普段通りにスマートフォンを利用していると、あらかじめ指定した家族などの「つながりメンバー」にスマートフォンの利用状況がメールで伝わるというもの。歩数、スマートフォンの画面ロック解除の有無、電池残量を1日1回の指定した時間のメールで受け取れるため、シニアの状況を遠隔から把握できる。

メールは、アプリを利用するシニアの歩数が一定以上になったときや、電池残量が一定以下になったときなど、指定した条件に合致した場合に送信する設定も可能。また、スマートフォン向けアプリの新しい機能として、シニアが日々の体調を登録することで「つながりメンバー」に体調の状況も通知できる機能を追加した。

アプリは月額利用料無料で利用できる。アプリの提供に合わせて、これまで有料(月額105円)で提供してきたらくらくホン ベーシック3向けのつながりほっとサポートの料金を、4月1日から無料にする。アプリの開発には、岩手県立大学と共同で2013年に実施したスマートフォンを活用した高齢者見守り活動に関する実証実験から得られた知見や参加者の意見を生かしたという。

【報道発表資料】
シニア向けあんしんアプリ「つながりほっとサポート」を提供開始

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。