ツイッター、Android向けロック画面アプリのカバーを買収
2014.04.08
Updated by WirelessWire News編集部 on April 8, 2014, 14:18 pm JST
2014.04.08
Updated by WirelessWire News編集部 on April 8, 2014, 14:18 pm JST
ツイッター(Twitter)は米国時間7日、Android端末向けにロック画面関連のアプリを提供するカバー(Cover)の買収を発表。同社がAndroid専用アプリを提供する企業を買収するのは今回が初めて。
[Cover - The right apps at the right time]
カバーは、ユーザーの状況に応じて、スマートフォンのロック画面上に各種のアプリを自動的に出し分けるアプリ。たとえば、仕事場ではホーム画面にEメールアプリやニュースアプリを、また家ではFacebookやInstagramなどを表示するといった出し分けが可能だという。カバーによれば同アプリのダウンロード回数は2013年10月のリリース以来数十万回に達しているという。
現時点で買収額などの詳細は明らかになっておらず、ツイッターが同サービスをどのように利用するか、カバーの従業員がどの程度ツイッターに移籍するかなどもはっきりしていない。
ロック画面やホーム画面に関連するアプリは、アプリ全体の数が増加するなかで差別化を図る手段として注目が高まっているという。同分野では、たとえばフェイスブック(Facebook)も昨年「Facebook Home」をリリースしていたが、こちらは期待されたほどのユーザー数を集められていなかった。
【参照情報】
・Twitter Acquires Android Lockscreen App Cover, Moves Deeper Into Mobile Services - TechCrunch
・Twitter wants to make Android smarter with Cover acquisition - The Verge
・Twitter Gets Serious on Android - WSJ
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