タトゥーのデザインを「楽譜」として読み取り、音楽に変換する機械、Reading My Bodyと名づけられた無骨な装置が開発された。タトゥー(t.A.T.u.)と言えばロシアということなのか、考案したのはロシアの芸術家であるドミトリー・モロゾフ氏。レールに取り付けられたセンサーが上下してバーコードのようなタトゥーの図柄を読み取る。
ちょうどバーコードを文字列に読み替えるように、タトゥーの模様を楽譜に変換して音を奏でるのだが、自動または手動で動くセンサーの経路や速さなどを変えれば、同じ模様から別の音楽が生まれるので、何度も何度も同じ音楽ばかり聞かされることはないそうだ。
装置には任天堂のWiiのコントローラが利用されており、通信プロトコルにはMIDIではなくOSC(OpenSound Control)が採用されている。
【参照情報】
・Reading My Bodyのウェブページ
・Artist's Robot Turns Tattoo Into Musical Score
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