グーグル、学生向けGmailで方針変更 - 内容の分析は行わず
2014.05.02
Updated by WirelessWire News編集部 on May 2, 2014, 14:38 pm JST
2014.05.02
Updated by WirelessWire News編集部 on May 2, 2014, 14:38 pm JST
グーグル(Google)が米国時間4月30日に、学生向けに無料で提供している同社のオンラインサービス「Google Apps for Education」について、Gmailでやりとりされるメッセージの内容を分析しないとする方針を明らかにした。
「Google Apps for Education」は、学生や教育関係者向けに無料で提供されているGmailやGoogleカレンダー、Googleドキュメントなどのパッケージで、約3000万人が利用しているという。
Google Apps for Educationでは従来もアプリ内への広告掲載はおこなわれていなかった。今回の方針変更で、今後は広告掲載を目的としたメッセージの分析自体が行われなくなるという。
Gmailに関しては、同サービスのユーザーらつくるグループが、米国でグーグルを相手取った集団訴訟を起こしていたが、原告側の立ち位置が統一されておらず、1つの集団訴訟として成り立たせることは難しいとする裁判所の判断が先ごろ出されていた。
【参照情報】
・Google Stops Scanning Student Gmail Accounts for Ads - WSJ
・Google stops scanning student Gmail accounts following privacy concerns - The Verge
・Protecting Students with Google Apps for Education - Google
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