サムスン対アップルの米知財裁判、サムスンに1億1960万ドルの賠償命令
2014.05.07
Updated by WirelessWire News編集部 on May 7, 2014, 13:36 pm JST
2014.05.07
Updated by WirelessWire News編集部 on May 7, 2014, 13:36 pm JST
アップル(Apple)とサムスン(Samsung)が両社の知的財産権侵害を巡って争っていた米国カリフォルニア州での裁判で、陪審員らは現地時間5日、サムスンが支払う賠償金額はおよそ1億2000万ドルが妥当であるとの判断を下した。
この訴訟では今月2日に、アップルの特許権5件のうち3件についてサムスンの侵害を認め、同社に対して1億1960万ドルの損害賠償を求める判断が下されていた。同時にアップルに対して、サムスンに15万8400ドルの賠償金支払いを求める判断も下されていた。なお、アップル側が当初求めていた賠償金額は22億ドル、サムスン側がアップルに求めていた賠償金額は620万ドルだった。
この判断が下された後、特許権侵害が認められた「Galaxy S2」の一部モデルに対する賠償金額が計上されていなかったことが明らかになり、アップル側は計算のやり直しを要求。陪審員らは該当製品分として新たに400万ドルを追加した。ただし同時に、別製品に対する賠償金額を引き下げたため、総額としては変わらない結果となった。
【参照情報】
・Apple's $119.6 million verdict against Samsung remains, even after new damage calculations - The Verge
・Apple-Samsung Jury Recalculates Verdict, but Leaves Intact Original $119 Million Award - Re/code
・Samsung still owes Apple $119.6M after jury reshuffles damages - CNET
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