アップルとグーグル、モトローラ関連の特許訴訟で手仕舞い
2014.05.19
Updated by WirelessWire News編集部 on May 19, 2014, 12:29 pm JST
2014.05.19
Updated by WirelessWire News編集部 on May 19, 2014, 12:29 pm JST
アップル(Apple)とグーグル(Google)傘下のモトローラ(Motorola)が、2010年から両社の間で続いていたスマートフォン関連の特許訴訟をすべて取り下げることで合意したことが、米国時間16日に明らかになった。アップルとグーグルは今後、特許改革に関連する一部の分野で協力していくとしているが、両社間の相互ライセンス契約締結には至っていないという。
アップルとモトローラとの特許訴訟は、米国およびドイツを中心に係争中のものが20件前後ほどあったが、今回の合意ですべてが取り下げられることになる。両社がこのタイミングで訴訟取り下げに合意した理由は明らかにされていない。
グーグルは2011年8月にモトローラの買収計画を発表した際、同社の保有する特許の取得を主な理由に挙げていた。また、今年はじめにモトローラのハードウェア事業をレノボ(Lenovo)に売却することを明らかにした際にも、特許については引き続きグーグルが保有し続けるとしていた。
【参照情報】
・Apple, Google settle smartphone patent litigation - Reuters
・Apple and Google End Patent Fights - NYTimes
・Apple and Google declare patent truce, will dismiss all current lawsuits - GigaOM
・Apple and Google's Motorola Mobility settle long-running patent lawsuit - The Verge
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