米プライスライン、オープンテーブルを26億ドルで買収
2014.06.16
Updated by WirelessWire News編集部 on June 16, 2014, 16:49 pm JST
2014.06.16
Updated by WirelessWire News編集部 on June 16, 2014, 16:49 pm JST
大手旅行関連サービスのプライスライン(Priceline)が米国時間12日、オンラインレストラン予約サービス最大手のオープンテーブル(OpenTable)の買収を発表。買収額は26億ドル(ひと株あたり103ドル)で、全額現金での支払いとなるという。
オープンテーブルは1998年にスタートしたオンラインのレストラン予約サービスで、各レストランから得る手数料を主な収入源としている。同サービスと契約するレストランの数は全世界で3万1000件以上で、ユーザー数は月間1500万人以上とされている。
プライスラインによれば、オープンテーブルは今後も現CEOのマシュー・ロバーツ(Matthew Roberts)氏のもとでプライスラインとは独立して運営されるという。なお、買収は今年第3四半期に完了する見込み。
プライスラインはこれまで、買収を繰り返しながらサービスの拡大を図ってきた。たとえば2005年にはオランダのホテル予約サービス「Booking.com」を、昨年にはホテル/航空券/ツアー予約サービスの「KAYAK」をそれぞれ買収していた。
レストラン予約サービスの分野では先月、旅行レビューサービスのトリップアドバイザー(TripAdvisor)もフランスのレストラン予約サービスのラフォーシェット(Lafourchette)を買収することで同社と合意したことが伝えられていた。
【参照情報】
・Priceline to Buy OpenTable for $2.6 Billion - WSJ
・Priceline buying OpenTable for $2.6 billion - The Verge
・Priceline to Buy OpenTable in Deal Valued at $2.6 Billion - Bloomberg
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