中国メーカーの躍進鮮明に - 第2四半期世界のスマートフォン出荷台数(IDC調査)
2014.07.30
Updated by WirelessWire News編集部 on July 30, 2014, 14:01 pm JST
2014.07.30
Updated by WirelessWire News編集部 on July 30, 2014, 14:01 pm JST
米調査会社IDCは現地時間29日、2014年第2四半期の世界のスマートフォン出荷台数に関するレポートを発表した。同期には出荷台数が3億台に近づき、過去最高を記録した。
IDCによれば、2014年第2四半期のスマートフォン出荷台数は前年同期比23.1%増の2億9530万台で、前期からは2.6%拡大したという。
メーカー別出荷台数では、サムスン(Samsung)が7430万台で首位をキープしたものの、前年同期比では3.9%の減少となり、シェアも同31.3%から25.2%に低下。また、2位のアップル(Apple)は3510万台(前年同期比12.4%増)で、シェアは前年の13%から11%に縮小。いっぽう、出荷台数を大きく拡大したのが3位ファーウェイ(Huawei)、4位レノボ(Lenovo)の中国メーカー勢で、ファーウェイが前年同期比95.1%増の2030万台(シェア6.9%)、レノボが同38.7%増の1580万台(シェア5.4%)となった。5位のLGは1450万台(前年同期比19.8%増)でシェア4.9%となった。
[IDC]
IDCは、今回の調査結果を踏まえ、2014年第3四半期にはスマートフォンの出荷台数が3億台の大台に乗ると予想。またアップルの出荷台数について、例年第2四半期は最新端末の発表前で台数が伸び悩むことを指摘し、2014年後半には大きな伸びが期待できると予想している。
【参照情報】
・Chinese Vendors Outpace the Market as Smartphone Shipments Grow 23.1% Year over Year in the Second Quarter, According to IDC - IDC
・Chinese phone makers gain amid smartphone surge - CNET
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