スナップチャット、評価額100億ドルで資金調達の動き(Bloomberg報道)
2014.07.31
Updated by WirelessWire News編集部 on July 31, 2014, 16:10 pm JST
2014.07.31
Updated by WirelessWire News編集部 on July 31, 2014, 16:10 pm JST
メッセージアプリのスナップチャット(Snapchat)が、アリババ(Alibaba Group Holdings)などを含む複数の投資家を相手に、評価額100億ドルで資金調達の交渉を進めているという。米国時間30日にBloombergが事情を知る関係者の話として報じている。
Bloombergによれば、この資金調達をめぐる交渉は現在進行中で、具体的な条件については今後変更になる可能性もあるという。
スナップチャットは2011年にエヴァン・スピーゲル(Evan Spiegel)氏が創業したベンチャー企業。ロサンゼルスに本拠地を置く同社は、ユーザーによる閲覧後に自動消滅する写真付きメッセージを送ることができるアプリを提供しており、これまで1億ドル以上の資金を調達していた。
昨年にはフェイスブック(Facebook)がスナップチャットに対し、30億ドルでの買収を申し出たものの、同社はこれを断り、代わりに中国テンセント(Tencent、WeChatなどのサービスを提供)などから6000万ドルを集めたとする話も報じられていた。今回の資金調達が実現すれば、同社はエアB&B(Airbnb)やドロップボックス(Dropbox)、ウーバー(Uber)などと並んで、100億ドル以上の評価額がついた非公開企業に仲間入りすることになる。
[Snapchat May See $10B Valuation in Alibaba Talks - Bloomberg TV]
【参照情報】
・Snapchat Said in Funding Talks With Alibaba at $10 Billion - Bloomberg
・REPORT: Snapchat In Talks To Raise Funding At A $10 Billion Valuation - Business Insider
・Snapchat, In Talks With Alibaba, Joins The $10 Billion Valuation Club - TechCrunch
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