「iPhone 6」のNFC技術利用、まずは「Apple Pay」に限定
2014.09.17
Updated by WirelessWire News編集部 on September 17, 2014, 12:29 pm JST
2014.09.17
Updated by WirelessWire News編集部 on September 17, 2014, 12:29 pm JST
アップル(Apple)が先ごろ発表した最新スマートフォン「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」に搭載されるNFC(近距離無線通信)機能について、当面は同社の新たなモバイル決済プラットフォーム「Apple Pay」での使用に用途が限られるとする話をCult of Macが報じ、アップルもこれを認めているという。
Cult of Macによれば、新たなiPhoneのNFC機能は、リリース時点では「Apple Pay」での使用のみに限られ、無線スピーカーとの接続や家電との連携、ファイルの共有などには利用できないという。ただ、アップルは「iPhone 5s」に搭載した指紋認証機能「Touch ID」でも、やはり当初は自社サービスに用途を制限していたが、「iOS 8」からはAPIを開発者に公開することに方針を改めており、NFCでも同様の手順を踏んで変更が行われる可能性もあるという。
またCult of Macは、アップルがスマートウォッチ「Apple Watch」ですでに「Apple Pay」以外のNFC機能(ホテルの鍵を解錠する機能など)を披露していることを挙げ、今後開発者へのAPI公開前に一部のパートナー企業にNFCへのアクセスが提供される可能性もあると指摘している。
【参照情報】
・Apple confirms iPhone 6 NFC chip is restricted to Apple Pay - Cult of Mac
・Apple's iPhone 6 NFC chip is restricted to Apple Pay - The Verge
・Apple Insider
Apple to limit iPhone 6 NFC to Apple Pay, restrict developer access - Apple Insider
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