ベライゾン、AT&TがVoLTEの相互乗り入れを発表
2014.11.04
Updated by WirelessWire News編集部 on November 4, 2014, 11:17 am JST
2014.11.04
Updated by WirelessWire News編集部 on November 4, 2014, 11:17 am JST
米携帯通信市場1位のベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless:以下、ベライゾン)と同2位のAT&Tは現地時間3日、両社がそれぞれのネットワークで導入を進めているLTEを利用した音声通話サービス「VoLTE」について、2015年中に相互運用が可能になるよう連携を進めていることを明らかにした。
両社によれば、すでに両社のエンジニアは研究室で共同テストを行ってきており、今後は実地試験に移っていくという。なお、現在両社は音声通話にフォーカスして導入の準備を進めているというが、長期的にはビデオ通話やより表現豊かなメッセージングシステムでの連携も予定しているという。
米大手携帯通信事業者による「VoLTE」サービスの導入については、ベライゾンが9月に「Advanced Calling」という名称で対応端末でのサービスを開始していたほか、AT&Tも今年はじめに一部の市場で提供を開始、また同市場4位のTモバイル(T-Mobile USA)でもすでに導入されている。いっぽう、同3位のスプリント(Sprint)は来年の導入を予定しているという。
【参照情報】
・Verizon and AT&T aim to support HD Voice calls between networks in 2015 - The Verge
・Verizon, AT&T say their voice-over LTE services will work together - CNET
・Verizon and AT&T Plan LTE Call Interoperability by 2015 - Re/code
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