スナップチャット、「Snapcash」を発表 - 送金サービスでスクウェアと提携
2014.11.18
Updated by WirelessWire News編集部 on November 18, 2014, 10:16 am JST
2014.11.18
Updated by WirelessWire News編集部 on November 18, 2014, 10:16 am JST
メッセージアプリのスナップチャット(Snapchat)は米国時間17日、同サービスのアカウントを使用した送金サービス「Snapcash」を米国のユーザー向けに発表。モバイル決済サービスのスクウェア(Square)と協力することで、ユーザー間での容易な送金を可能にしたという。
[Introducing Snapcash!]
Snapchatのユーザーは、自分のデビットカードの情報を事前に登録しておくことで、同アプリのメッセージ画面から直接他のユーザーに送金することが可能。送金の際には、メッセージ内に金額を打ち込んだ後、送信(確認)ボタンを推すだけで済むという。
スナップチャットはスクウェアの技術を利用する形で「Snapcash」を提供するため、「Snapcash」にサインアップするユーザーは同時に「Square Cash」にも登録することになる。また、ユーザーのカード情報などはスクウェア側で管理し、セキュリティ面でもより信頼性の高いものになっているという。
同サービスはAndorid版が米国時間17日にリリースされたアップデートで対応、iOS版もまもなく対応するアップデートがリリースされる予定。なお、利用は現時点で米国内の18歳以上のユーザーに限られている。
この話題に触れたre/codeでは、スナップチャットとの協力が、スクウェアにとっても自社サービスの普及拡大につながるチャンスであると指摘。また、スナップチャットからスクウェアに対し、決済ごとに少額の手数料が支払われる契約内容となっている可能性も挙げている。
【参照情報】
・Snapchat to Let You Send Money to Friends, Thanks to Square - Re/code
・Snapchat now lets you send money to friends - The Verge
・Snapchat now lets you send money to your friends - Fortune
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