LTEネットワークの国別比較 - カバレッジは韓国、通信速度はスペインがリード(調査会社OpenSignal発表)
2015.03.16
Updated by WirelessWire News編集部 on March 16, 2015, 11:21 am JST
2015.03.16
Updated by WirelessWire News編集部 on March 16, 2015, 11:21 am JST
英調査会社のオープンシグナル(OpenSignal)から、世界のLTEネットワークの現状を調べた新たなレポートが発表されている。
オープンシグナルは、同社製アプリをダウンロードした世界600万人のLTEユーザーの端末から集めたデータをもとに同レポートを作成。調査の実施時期は2014年11月〜2015年1月で、国別の平均ダウンロード速度やモバイルネットワーク利用時間に占めるLTE接続の割合(Time on LTE)が記されている。
LTEのダウンロード平均速度が最も速かったのはスペインで18Mbps、これにフィンランド、デンマーク、韓国が17Mbps台で続く。ただし「Time on LTE」では、韓国の95%に対し、フィンランドとデンマークが65%、スペインが52%で、カバレッジやアクセシビリティなどの面では大きな差がみられた。なお、日本はTime on LTEが86%で韓国に続いて2位、ダウンロード平均速度は9Mbpsで29ヶ国中下から6番目となっている。
なお、LTEサービスが提供されている国の数は現在124ヶ国となっているという。
【参照情報】
・The State of LTE - OpenSignal
・4G networks in US doing better, but still lag, study finds - CNET
・4G around the globe: Spain has the fastest LTE speeds, the U.S. has among the slowest - VentureBeat
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