ソフトバンクがPDCの停波で5年ぶりの純減──3月末の携帯電話契約数
2010.04.08
Updated by WirelessWire News編集部 on April 8, 2010, 11:30 am JST
2010.04.08
Updated by WirelessWire News編集部 on April 8, 2010, 11:30 am JST
電気通信事業者協会(TCA)は4月7日、2010年3月末の携帯電話・PHSの契約数を発表した。3月は進入学シーズンで例年大きな純増を記録するが、今年はソフトバンクモバイルが2GサービスのPDCのサービス終了による契約減少の影響を受けて、大幅な純減になった。その他の事業者は順調に契約数を伸ばした。
携帯電話とPHSを合計した契約数は1億1629万5400で、前月比0.5%の増加となった。携帯電話だけでは1億1218万2900契約で0.6%の増加、PHSは411万2500契約で1.4%の減少となった。NTTドコモは5608万2100契約で38万9600契約の純増、KDDIは3187万2400契約で30万5200契約の純増、イー・モバイルは235万1800契約で9万4300契約の純増だった。
一方、ソフトバンクモバイルは、3月31日に停波したPDCサービスが54万3700契約の純減となり、3Gの純増でも穴を埋めきれず12万1400契約の純減になった。ソフトバンクモバイルが純減になるのは、旧ボーダフォン時代の2005年5月以来およそ5年ぶりのこととなる。
BWA(Broadband Wireless Access)の契約数は、UQコミュニケーションズが15万300契約となった。絶対数はまだ少ないものの、2009年12月の6万3600契約から3カ月で大きく契約を伸ばす結果となった。
【報道発表資料】
・事業者別契約数(2010年03月末現在)
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