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DACなど、スマートフォン向けの広告プラットフォームを提供

2010.05.13

Updated by WirelessWire News編集部 on May 13, 2010, 10:10 am JST

インターネット広告事業を手がけるデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、スマートフォン向けに広告を提供するためのプラットフォームの提供を開始する。DACと、同社のグループ会社のスパイアおよびアイメディアドライブの3社が共同で提供する。

提供を開始するのは、スマートフォン向けの広告ネットワーク「Smarti」(スマーティ)と、スマートフォン向けの広告アプリ制作支援キットの2つ。

Smartiは、スマートフォン向けのサイトやアプリ内の広告媒体をネットワーク化し、広告主のニーズに応じて広告を配信する。スマートフォン向けのSmartiへの出稿だけでなく、アイメディアドライブが提供するパソコン向けのアドネットワーク「impAct」および、スパイアが提供するモバイル向けアドネットワーク「クチモバ」にも同時に出稿が可能。これにより、スマートフォン、パソコン、携帯電話を使い分けた広告を展開できるという。

スマートフォンアプリ制作支援キットは、パソコン向けのサイトで配信しているRSS情報と画像だけを使って、簡単にスマートフォンアプリを構築できる。制作支援キットで作ったアプリはSmartiに投入することも可能。今回提供するプラットフォームで、スマートフォン向けのアプリ構築から広告枠の販売までの作業が完結する。

iPhoneの人気で加速したスマートフォンの普及に、XperiaやHTC DesireなどのAndroid端末の登場で一層の拍車がかかり、市場での存在感は明らかに高まっている。今回の事例は、広告ビジネスにおいても、スマートフォンが「ケータイの一つの分野」という状況から独立したメディアの位置づけに変化しつつあることを象徴していると言えそうだ。

【報道発表資料】
スマートフォン領域での広告枠ネットワーク「Smarti(スマーティ)」およびアプリ制作支援キットの販売を開始!

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