携帯端末向けマルチメディア放送、総務省が非公開ヒアリングと公開説明会を開催
2010.08.26
Updated by WirelessWire News編集部 on August 26, 2010, 10:20 am JST
2010.08.26
Updated by WirelessWire News編集部 on August 26, 2010, 10:20 am JST
総務省は2011年8月25日、携帯端末向けマルチメディア放送の特定基地局開設に関する公開説明会を9月3日に実施すると発表した。同日に、特定基地局の開設計画についてマルチメディア放送(mmbi)とメディアフロージャパン企画の2者に対するヒアリングも実施する。
携帯端末向けマルチメディア放送は、地上アナログ放送終了後の空き周波数帯となるVHF帯のうち、207.5〜222MHzの周波数を使うVHF帯ハイバンドでの提供を目指して受託放送事業者の選定が行われている。総務省は8月17日に、電波監理審議会に対して申請のあった開設計画の認定について諮問した。今回の公開説明会は、電波監理審議会の要望を受けて総務省が開催するもの。
携帯端末向けマルチメディア放送については、4月に電波監理審議会は参入枠は一社が妥当としていた。その後のヒアリングや公開説明会で、参入枠が一枠であることの妥当性や、審議の透明性をさらに求める声があがるなど議論が複雑化している。
【報道発表資料】
・207.5MHz以上222MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画に係る公開説明会の開催
・207.5MHz以上222MHz以下の周波数を使用する特定基地局の開設計画の認定に係るヒアリングについて
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