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日本語版のAndroidアプリにもマルウエア発見、海賊版への注意を呼びかけ

2011.02.24

Updated by WirelessWire News編集部 on February 24, 2011, 10:20 am JST

国内でもAndroid端末の普及が進む中、とうとう日本語版のアプリでもマルウエアが発見された。シマンテックは同社の公式ブログで、日本語版のアプリの海賊版にマルウエアが混入していることを発見したと公表した。

これまでも英語版などのアプリではマルウエアは多く見つかっているが、日本語版のアプリからマルウエアが発見されるのは今回が初めて。公表時点では日本での感染報告はまだない。

マルウエアの感染が見つかったのは、「いっしょにとれーにんぐ for Android」というアプリ。Androidマーケットでは正規版が525円で販売されており、こちらには問題はない。一方、同アプリは第三者のアプリ配布サイトで無料で提供されており、こちらにマルウエアが混入していた。マルウエアが混在しているアプリも表面上は正規版と同じ動作をするが、裏で「Android Geinimi」と呼ぶマルウエアが動いているという。

見分ける方法は、アプリが求めるアクセス許可の違い。正規版のアプリではアクセス許可が1つしか要求されないのに対して、マルウエアが混入しているアプルでは多くのアクセス許可が求められる。シマンテックでは、ユーザーがマルウエアを判別する方法はこの
アクセス許可の違いしかないという。

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保護の手段としてシマンテックは、設定画面の「アプリケーション」項目で、「提供元不明のアプリ」設定のチェックを外して、Androidマーケット以外からのアプリのインストールを拒否することを第一に挙げている。さらに、規制されているマーケットでアプリを探すことを推奨するとともに、評判などを確認することや、アクセス許可の警告をチェックすることも忘れないようにとしている。

【報道発表資料】
Android用マルウェア、日本語版アプリにも混入

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