Xiが9万超の純増で累計を約30万契約まで延ばす、2011年8月末の携帯電話契約数
2011.09.07
Updated by Naohisa Iwamoto on September 7, 2011, 19:14 pm JST
2011.09.07
Updated by Naohisa Iwamoto on September 7, 2011, 19:14 pm JST
電気通信事業者協会(TCA)は2011年9月7日、8月末の携帯電話・PHSの契約数を発表した。純増首位は17カ月連続でソフトバンクモバイルだった。NTTドコモの4Gサービス「Xi」は、9万を超える純増で累計を約30万契約まで引き上げた。
携帯電話の総契約数は前月比0.5%増の1億2244万9400となった。事業者別の純増数は、NTTドコモが18万2100、KDDIが7万3000、ソフトバンクモバイルが23万9000、イー・アクセスが7万5000だった。NTTドコモはソフトバンクモバイルに近い純増と気を吐いたが、KDDIは2011年1月以来7カ月ぶりにイー・アクセスに抜かれ、純増最下位に甘んじた。
NTTドコモのLTEサービス「Xi」は、9万500の純増。累計でも29万6200と大きく数字を伸ばした。6月末の12万1400から7月末の20万5700を経て、30万の大台が見えてきた。データ通信端末が中心のイー・アクセスが7万5000、ブロードバンドワイヤレスアクセス(BWA)のUQコミュニケーションズが6万200の純増であり、Xiはデータ通信端末だけでそれらを超える純増数を得たことになる。
そのUQコミュニケーションズは、6万200の純増で総契約数は116万900となった。PHSのウィルコムは5万5100の純増で、総契約数を409万5100とした。
【報道発表資料】
・2011年08月末現在 事業者別契約数
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