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1月の移動電話国内出荷、スマホ効果で前年比約25%増

2012.03.13

Updated by Naohisa Iwamoto on March 13, 2012, 18:54 pm JST

電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は2012年3月13日、2012年1月の移動電話国内出荷台数を発表した。1月の総出荷台数は243万8000台で、前年同月比124.2%の増加となった。

▼2012年1月移動電話国内出荷実績
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移動電話全体では、1月は2011年12月の105.9%に続いて、2カ月連続で対前年同月で増加した。JEITAでは、スマートフォンのラインアップが充実し、ユーザーのスマートフォン指向が高まっていることから需要が拡大したと分析している。携帯電話だけを見ると、出荷台数は233万4000台で前年同月比128.2%の伸びとなった。移動電話のうち、スマートフォンを抽出した統計数値は3カ月ごとの発表となり、次回は2012年3月の実績発表時になる。

PHSは10万4000台の出荷で、前年同月比72.6%となった。対前年比のマイナスは3カ月連続で、ウィルコムが2010年12月に開始した新プラン「だれとでも定額」などの効果が一段落したことを示しているようだ。JEITAでは、PHSは15カ月連続で10万台を超える出荷となっており、堅調に推移していると分析している。

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。