6月の純増数、UQがソフトバンクを抜いてトップに、ドコモはWCPを下回る最下位
2012.07.06
Updated by Naohisa Iwamoto on July 6, 2012, 16:50 pm JST
2012.07.06
Updated by Naohisa Iwamoto on July 6, 2012, 16:50 pm JST
TCAは2012年6月末の携帯電話・PHSなどの事業者別契約数を発表した。6月のトピックは、ここ数年の純増数ではトップの定位置を守っているソフトバンクモバイルの純増数を、UQコミュニケーションズの純増数が上回ったこと。一方、NTTドコモは純増ながらわずかな伸びで、ソフトバンクグループでAXGP方式のサービスを提供するWireless City Planningの純増数を下回る"最下位"となった。
携帯電話の総契約数(イー・アクセスを除く)は1億2577万2900で、前月比0.3%の伸びだった。携帯電話の純増数は、NTTドコモが1万1300、KDDIが12万6500、ソフトバンクモバイルが22万2300となり、ソフトバンクモバイルの好調さが続いている。NTTドコモは、LTEサービスのXiが39万3300の純増で累計を331万6600へと伸ばしたものの、3GのW-CDMAが38万2000の純減と足を引っ張り、合計では1万強というわずかな純増にとどまった。
PHSのウィルコムは4万4100と順調に純増を確保し、累計を469万6300へと伸ばした。これにより、ウィルコムのPHSの契約数は2007年7月末に記録した465万9100を超え、史上最大になった。
ブロードバンドワイヤレスアクセス(BWA)は、累計で303万8200契約。UQコミュニケーションズは24万5200の純増で、累計が290万6000となった。24万5200の純増は、携帯電話のソフトバンクモバイルの22万2300を超えて、公表していないイー・アクセスを除く全事業者の中で純増トップに踊り出た。Wireless City Planningは累計が13万2200ながら、6月の純増は4万1100と健闘。純増の数字だけで見ると、1万強にとどまったNTTドコモを抜いたことになる。
【報道発表資料】
・2012年06月末現在 事業者別契約数
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