電気通信事業者協会(TCA)は2013年2月7日、2013年1月末の事業者別契約数を発表した。NTTドコモが1万2900の純減となったのに対して、他の事業者は軒並み順調に純増するという結果になった。
携帯電話の総契約数は1億2952万3500件で前月比0.3%の増加だった。事業者別の純増数は、NTTドコモが1万2900件の純減、KDDIは16万7500件の純増、ソフトバンクモバイルは24万1600件の純増だった。NTTドコモは2012年11月末に4万件を超える純減に転落したが、12月末には冬モデルの販売の伸びなどで23万5100件の純増へと返り咲いていた。しかし、その好調は1カ月しか持たず、1月末には再度純減に落ち込んだ。LTEサービス単体の数字を発表しているNTTドコモでは、Xiが81万6300件の純増で、累計契約数が949万4500となった。NTTドコモ1社のLTE契約数が1000万件を超える日がカウントダウンに入った。
PHSは累計契約数が498万6900となり、こちらも500万件の大台が目前に迫った。ウィルコムの1月の純増数は4万3600であり、このペースならば2月に500万件を達成する。BWA(Broadband Wireless Access)は累計契約数が484万8700件。UQコミュニケーションズは5万5400件の純増で累計契約数を398万4500件に伸ばした。UQコミュニケーションズの契約数も2月に400万件を突破するペースだ。Wireless City Planning(WCP)は14万5400件と大きな伸びを見せ、累計契約数も86万4200件となった。
【報道発表資料】
・2013年01月末現在 事業者別契約数
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