2月の契約数、ドコモは隔月で純増に、PHSが500万、WiMAXが400万契約を突破
2013.03.07
Updated by Naohisa Iwamoto on March 7, 2013, 18:44 pm JST
2013.03.07
Updated by Naohisa Iwamoto on March 7, 2013, 18:44 pm JST
電気通信事業者協会(TCA)は2013年3月7日、2013年2月末の事業者別契約数の数値を発表した。携帯電話では1月に純減だったNTTドコモが14万件強の純増に戻った。NTTドコモのXiが1000万件、ウィルコムのPHSが500万件、UQコミュニケーションズのUQ WiMAXが400万件を突破するなど、2月には契約数が大台に乗ったサービスが多くあった。
携帯電話の総契約数は1億3013万4900で、TCAの統計上では初めて1億3000万件を上回った。ただし、数百万件の加入が見込まれるイー・アクセス(イー・モバイル)が現在は契約数を公表していないため、実際にはすでに1億3000万件を超えていたことになる。純増はソフトバンクモバイルが25万5300件で首位、KDDI(au)が21万2700で続いた。NTTドコモは春モデルの「Xperia Z」などの好調などが伝えられ14万3400件の純増と、純減から返り咲いた。NTTドコモのLTEサービス「Xi」は、78万6200件の純増で、累計が1028万700件と1000万件の大台に乗った。
PHSのウィルコムは、累計が503万3700件となり初めて500万件の壁を超えた。2月の純増数は4万6800件。ソフトバンクグループに加わった直後の2011年1月には364万7400件まで契約数が落ち込んでいたが、2年間で約140万件の純増を確保した。
BWA(Broadband Wireless Access)も、累計が同じく500万件を突破し、503万300件の加入を得た。内訳は、2月に400万件を突破したUQコミュニケーションズが403万3100件、Wireless City Planning(WCP)が惜しくも100万件に届かない99万7200件だった。純増は、UQコミュニケーションズが4万8600件、WCPが13万3000となった。
【報道発表資料】
・2013年02月末現在 事業者別契約数
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