アップルiPad、初日売上台数は約30万台 - アプリDL数も100万回越え
2010.04.06
Updated by WirelessWire News編集部 on April 6, 2010, 11:12 am JST
2010.04.06
Updated by WirelessWire News編集部 on April 6, 2010, 11:12 am JST
米アップル(Apple)が発表した声明によると、米国時間4月3日に発売された同社のiPadは、初日に約30万台が出荷されたという。この数字のなかにはユーザーから事前予約分と、自社のApple Storeを含む流通網への納品分が含まれる。なお、今回発売になったのはWi-Fi限定版のみで、3G回線が利用できるバージョンは今月中にリリースの予定。
iPadの販売台数予測については、市場アナリストの間で大きな開きがあり、今年中に全世界で710万台(市場調査会社iSuppli)という強気の予想もある一方、300万台に留まる(市場調査会社Forrester Research)という慎重な見方もあると、FierceWirelessは報じている。
米でiPad向けに3G契約を提供するAT&Tでは、iPadユーザーの大半がWi-Fiを使ってネットに接続するとみていると以前に述べていた。
いっぽうで、iPad向けアプリのダウンロードは初日に早くも100万回を超えた。アップルの声明によると、1ユーザーあたりの平均アプリダウンロード数は3個を上回り、また電子書籍(ebook)の平均DL冊数も約1部(合計で25万部)を超えたという。iPad向けアプリ数は現在3200種類以上あり(ちなみに、iPhone向けはすでに約18万個)、有料アプリの平均価格は4.99ドルという(調査会社Mobclix調べ)
なお、初代iPhoneの販売台数はリリース後74日で100万台に到達していたことから、iPadの100万台突破がこれよりも短期間で実現するかどうかが、その成否を判断する上でひとつの目安になるという。
【参照情報】
・Apple sells 300K iPads on first day (FierceWireless)
・iPad app downloads top 1 million on first weekend (FierceMobileContent)
・First-Day Sales of Apple's iPad Fall Short of Sky-High Hopes (WSJ.com)
・Apple's iPad debuts strongly, but key tests remain (Reuters.com)
・Apple Sells Over 300,000 iPads First Day (Apple Press Release)
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