LTE対応端末の出荷台数、2015年には世界で1億5400万台に(In-Stat予測)
2011.10.20
Updated by WirelessWire News編集部 on October 20, 2011, 09:07 am JST
2011.10.20
Updated by WirelessWire News編集部 on October 20, 2011, 09:07 am JST
全世界でインフラ構築やサービス展開が進むLTEネットワークに関し、2015年にはサービス加入件数が2億9000万件超まで増加し、スマートフォンなどのモバイル端末の出荷台数も年間1億5400万台に達するとの予測を、米調査会社NPDグループ(NPD Group)のインスタット(In-Stat)が発表している。
"Cellular Subscriptions and Handsets Database, Q4'11 Forecast"と題するこの調査レポートでは、今後5年間の地域別・通信方式別の加入者数ならびに対応端末出荷台数と売上の予測をまとめているという。(通信方式については、CDMA、 GSM/EDGE、CDMA EV-DO、TD-SCDMA、WCDMA/HSPA/HSPA+、LTEが含まれる)
インスタットでは今回の調査に関するわかった主な事柄として、次のような点を挙げている:
この話題を採り上げたGigaOMでは今月はじめにABIリサーチ(ABI Research)から出された予測について紹介している。こちらの予測では、いわゆる「4G」対応のスマートフォン出荷台数が2010年の460万台から2016万台には2億4500万台まで増加。なかでもLTE対応端末の出荷台数は、来年からの5年間で年率72%で増加するとされている。また、7月下旬にはドイツ銀行(Deutsche Bank)が今年のLTE端末出荷台数について世界で600万台に上るという予測を発表していたという。
【参照情報】
・LTE handset shipments to hit 154M in 2015 - GigaOM
・LTE Handset Shipments to Surpass 154 Million in 2015 - In-Stat
・米国、LTE契約件数で他を圧倒 - 携帯キャリア3社で全世界の約半数に
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