ベライゾン、スマートフォン新規契約の半数以上がAndroid端末に - LTEは140万件獲得
2011.10.24
Updated by WirelessWire News編集部 on October 24, 2011, 12:30 pm JST
2011.10.24
Updated by WirelessWire News編集部 on October 24, 2011, 12:30 pm JST
ベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless:以下、ベライゾン)が21日に行った第3四半期(7-9月期)の決算発表のなかで、同期に販売した560万台のスマートフォンのうち、Android OS搭載端末が半数以上を占めたことが明らかになった。いっぽう、多数の買え控えがあったとされるアップル(Apple)「iPhone」の登録台数は200万台と、競合するAT&Tの270万台には及ばなかった。
ベライゾンの加入者総数は同期末時点で1億770万件、そのうち9070万件が長期契約(ポストペイド)の消費者によるもので、スマートフォン・ユーザーの割合は39%となったという。昨年12月に提供を開始したLTEについては、すでにカバー範囲が165の市場、1億8600万人まで広がっており、当初の目標としていた1億8500万人を前倒しで達成したという。
今期については、アップルの新機種「iPhone 4S」が14日に発売され、第1日目に初期割当分を完売(ただし、具体的な台数は明らかにされていない)。また11月にはグーグルのAndroid OS最新バージョンとなる「Ice Cream Sandwich」(ICS)を搭載するLTE対応の「Galaxy Nexus」も投入される予定となっており、LTE未対応ながら高い人気を集める「iPhone 4S」と、Android陣営最大手のサムスン(Samsung)の最新鋭モデルとが競合するテストケースとして、他の携帯通信事業者や端末メーカー各社から、これまで以上に大きな注目が集まりそうだ。
[出典:ZDNet]
【参照情報】
・Half of All Verizon's Smartphones Sold Are Androids - AllThingsD
・Verizon's third quarter: 1.4 million LTE devices boost wireless unit - ZDNet
・3rd quarter Verizon smartphone sales are Android dominant - Will the iPhone 4S change that? - Android and Me
・iPhone買え控えがブレーキに - ベライゾン、AT&Tの第3四半期決算
・米国、LTE契約件数で他を圧倒 - 携帯キャリア3社で全世界の約半数に
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら