アップル、「iTunes Match」をリリース - 年間24.99ドルで、まずは米国から
2011.11.15
Updated by WirelessWire News編集部 on November 15, 2011, 08:06 am JST
2011.11.15
Updated by WirelessWire News編集部 on November 15, 2011, 08:06 am JST
アップル(Apple)は米国時間14日、iTunesユーザー向けのクラウドベースの音楽同期サービス「iTunes Match」を米国市場でリリースした。
[出典:GigaOM]
iTunes Matchとは、アップルが6月に開発者向けイベントWWDCで発表していた新サービスの1つで、ユーザーが自分でCDから読み込んだ音楽を含め、音楽ライブラリ全体を iCloud に保存して、iPhone、iPad、iPod touch、パソコン、Apple TV でどこにいても好きなときにコレクションを楽しむことができる、というもの。
同サービスは年間24.99ドルと有料だが、ユーザーはiTunesソフトウェアから申込むだけでよく、ローカルのライブラリーに登録された楽曲のスキャンやクラウド上に見つからない楽曲のなどアップロードなどはすべてソフトウェア側が行う。また各登録端末に同期される楽曲ファイルは256 KbpsのAAC(DRM-free)フォーマットで、1ユーザー(Apple ID)につき最大10台の端末を登録可能、また楽曲数の上限は2万5000曲となっているという。
同サービスの利用には、iTunesの最新版となる「iTunes 10.5.1」ならびにApple IDが必要。またiOS端末については最新バージョンとなる「iOS 5」が動作している必要がある。
アップルでは当初、iTunes Matchを10月末までにリリースするとの目標を掲げてていた。実際に約半月遅れのスタートとなった同サービスにはiTunesユーザーなどからも期待も高いようで、ReadWriteWebやGigaOMなどによると、アップルのサーバは登録申込が殺到したために一時つながりにくい状況になっていたという。
【参照情報】
・Apple Finally Launches iTunes Match, Servers Overwhelmed by Demand - ReadWriteWeb
・Apple launches iTunes Match in the U.S. - GigaOM
・Apple releases iTunes Match - The Loop
・アップルWWDC開幕 - 「iCloud」や「iOS 5」などが発表に
・アップル、特別イベントを開催 - 「iPhone 4S」「iOS 5」などを発表
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