世界のアプリ開発者調査 - iOS支持は約9割、Androidは8割以下に
2012.03.21
Updated by WirelessWire News編集部 on March 21, 2012, 09:16 am JST
2012.03.21
Updated by WirelessWire News編集部 on March 21, 2012, 09:16 am JST
米調査会社IDCとAppceleratorが共同で実施した、モバイルアプリ開発者へのアンケート調査の結果が発表されているが、それによると「高い関心がある」プラットフォームとしてiOSを挙げた回答者が全体の約9割に上ったという。
この調査は世界各国の約2200人のアプリ開発者を対象に、今年1月から2月にかけて実施されたもの。iOSについてはiPhoneが89%、iPadが88%とほぼ同じだったのに対し、Androidではスマートフォンが79%、タブレットが66%で、昨年11月に実施された前回の調査時を下回ったという。またWindows Phone 7は37%で前回の調査時とほぼ変わらなかったいっぽう、Blackberryについては前回の約2割から16%にまで落ち込んでいる。
このほか、回答者の約8割が今年中にHTML5をモバイルアプリに組み込みたいと回答しているものの、HTML5のみでアプリを開発したいと回答した開発者は6%に留まったという。
さらに、ソーシャル戦略におけるグーグル(Google)およびフェイスブック(Facebook)の重要性についてたずねたところ、自社にとってグーグルがフェイスブックより重要だと回答した開発者は39%、フェイスブックの方が重要だと回答した開発者は61%という結果になった。フェイスブックの登録者数はGoogle+を遥かに上回っているが、Gmail、YouTube、Androidマーケット、検索などのサービス全体が総合的に考慮された結果、グーグルが4割近い支持を獲得したものとみられる。
【参照情報】
・Mobile Devs Interested in Google Over Facebook for Social Mobile Apps - ReadWriteWeb
・Devs flirting with-not dating-HTML5 and Windows Phone - GigaOM
・Apple widens its lead in survey of app developers - Reuters
・APPCELERATOR / IDC MOBILE REPORT REVEALS GOOGLE STRONGLY POSITIONED TO BATTLE FACEBOOK IN SOCIAL MOBILE APPLICATION WARS - Appcelerator
・モバイル開発者が非常に興味を持っているのは、依然としてiOS
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