テレビを見ながらタブレットやスマートフォンを操る「ながら視聴」が一般的 - 欧米4ヶ国調査
2012.04.06
Updated by WirelessWire News編集部 on April 6, 2012, 10:48 am JST
2012.04.06
Updated by WirelessWire News編集部 on April 6, 2012, 10:48 am JST
米調査会社ニールセン(Nielsen)が5日に発表した「ながら視聴」に関する調査レポートから、多くの人々がテレビを見ながらタブレット端末やスマートフォンを操作していることが明らかになった。
このアンケート調査は、昨年第4四半期に、インターネットに接続された端末の利用者を対象に、米国、英国、ドイツ、イタリアの4ヶ国で実施されたもの。
この4ヶ国のうち、とりわけ米国では「ながら視聴」の傾向が顕著で、タブレット端末利用者の45%、スマートフォン利用者の41%が、毎日テレビを視聴しながらこれらの端末を操作していると回答している。またタブレット利用者の26%、スマートフォン利用者の27%は、一日に2回以上テレビとモバイル端末を同時に利用していた。過去30日間に「ながら視聴」をしたことがある人は、タブレット利用者で88%、スマートフォン利用者で86%にのぼった。
英国でも同様に、タブレット端末利用者の41%、スマートフォン利用者の40%が毎日、またタブレット利用者の80%、スマートフォン利用者の78%が少なくとも1ヵ月に1回以上はテレビ視聴と同時に端末を操作していた。
一方、イタリアとドイツでは、タブレット端末・スマートフォン共に、過去30日間にテレビ視聴と同時に端末を操作したことがないと回答した人が3割にのぼった。
テレビを視聴しながら行う操作として最も多かったのは、メールの送受信だった。放送中の番組に関する情報収集など、テレビで視聴しているコンテンツと関係があるコンテンツの閲覧がこれに続いている。
[Nielsen]
[Nielsen]
【参照情報】
・Double Vision - Global Trends in Tablet and Smartphone Use while Watching TV - Nielsen
・More people using TV and tablets at same time - CNET
・TV Time Is Tablet Time, Survey Says - Forbes
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