アップルが今年も首位、ノキアは100位圏外に--世界の企業ブランド価値ランキング
2012.05.23
Updated by WirelessWire News編集部 on May 23, 2012, 11:09 am JST
2012.05.23
Updated by WirelessWire News編集部 on May 23, 2012, 11:09 am JST
WPPグループのマーケティング関連会社ミルワード・ブラウン(Millward Brown)が、世界の企業ブランド価値調査「BrandZ Top 100」の2012年版を22日に発表した。同ランキングでは昨年に続いてアップルが首位となり、テクノロジー関連企業が上位5社中4社、上位10社中7社を占めたという。
首位を維持したアップルのブランド価値は、前年から19%増加して約1830億ドルとなった。2位につけたIBMのブランド価値は1160億ドル、昨年2位だったグーグル(Google)は3位に後退しブランド価値も前年比3%減の約1080億ドル、またマイクロソフトは5位で767億ドルとなっている。
100社中最も順位を上げたのは、先週NASDAQに上場したソーシャルネットワークサービス大手のフェイスブック(Facebook)で、前年比74%増で前年の35位から19位までランクを上げた。いっぽう、2008年には9位、昨年でも81位だったノキアは、ブランド価値は28%減少して、今回はついに圏外(100位以下)になっている。
通信事業者については、AT&Tが8位(約689億ドル)、ベライゾン(Verizon)が9位(約490億ドル)、チャイナ・モバイル(China Mobile)が10位(約470億ドル)、ボーダフォン(Vodafon)が12位(約430億ドル)などと続いている。日本勢については、47位にNTTドコモ(約160億ドル)が入り、トヨタ自動車(28位:約218億ドル)に次いで高位につけている。
そのほか、サムスン(Samsung)が55位(約142億ドル)、ソニーが86位(約94億ドル)などとなっている。
[出典:2012 BrandZ Top 10(インフォグラフィクス(図解)へリンクします)]
【参照情報】
・2012 BrandZ Top 100 (PDF) -
・100 Most Valuable Brands: Apple Tops Again; Nokia Disappears - AllThingsD
・Nokia, a Top-100 Brand No More - WSJ
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