フェイスブック、独自の「カメラ」アプリをリリース(編集担当メモ)
2012.05.25
Updated by WirelessWire News編集部 on May 25, 2012, 09:23 am JST
2012.05.25
Updated by WirelessWire News編集部 on May 25, 2012, 09:23 am JST
4月はじめにインスタグラム(Instagram)を10億ドルで買収すると発表していたフェイスブック(Facebook)から、iPhone向けの写真撮影・共有アプリ「Facebook Camera」がリリースされた(ただし、本稿執筆時点では日本のiTunes App Storeからはダウンロードできない)。
フェイスブックではすでに1日あたり3億枚を超える画像がアップロード・共有されているものの、これまでカメラ機能はアプリの一部としてしか提供されていなかった。今回リリースされた「Facebook Camera」は独立したアプリで、写真の撮影のほか、編集・加工、複数ファイルの同時アップロード(バッチ処理)なども可能だという。
[WIRED]
この話題を採り上げたSplatFは、インスタグラムの買収に触れながら、InstagramとFacebook Cameraとの違いや重複点を次のように説明している。
こう記した上で、「Facebookユーザーの大多数はInstagramを使っていない上、Instagram の写真アップロード数も1日あたり500万枚超とまだ少なく、独自に開発したCameraアプリをリリースする意味は十分にある」と述べている。
なお、フェイスブックによるインスタグラムの買収は、現在はまだ規制当局からの承認待ちの状態。
【参照情報】
・Introducing Facebook Camera - Facebook
・Why Facebook Needs Two Photo Apps - SplatF
・As Facebook Launches a Standalone Camera App, the Instagram Buy Comes Into Focus - AllThingsD
・Facebook Camera for iPhone launches with Instagram-esque filters and batch photo uploads - The Verge
・Hands On: Facebook's New iOS Camera App That Isn't Instagram - WIRED
・Facebook Camera makes its debut - CNET
・フェイスブック、初の大型買収 - 写真共有アプリのインスタグラムを10億ドルで
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