ICANN、「ドットなしドメイン」を認めず - グーグルの要望を却下
2013.08.19
Updated by WirelessWire News編集部 on August 19, 2013, 09:51 am JST
2013.08.19
Updated by WirelessWire News編集部 on August 19, 2013, 09:51 am JST
ドメイン名の管理を担う非営利法人ICANNは米国時間13日、ドットなしのドメイン名を認めない方針を固め、「http://search/」といったドメインの認可を求めていたグーグル(Google)の要望を退けた。同団体ではセキュリティ上の問題を理由に挙げているという。
ICANNは2008年、それまで「.com」「.org」など21種類に限られていたトップレベルドメイン(gTLD)を拡大し、業界名や会社名、自治体名などに応じた多様なトップレベルドメインを新たに創出する計画を発表していた。その変更を受けて昨年、グーグル(Google)は「.google」「.youtube」など50種類以上のドメインを申請していた。
その中に含まれる「.search」ドメインについて同社は今年4月、ICANNに宛てた書簡で、ドットなしで運用してリダイレクトサービスを提供したいと説明していたが、マイクロソフト(Microsoft)およびヤフー(Yahoo)はこのグーグルの申請に反対していた。
【参照情報】
・ICANN Rejects Google's Plan For Dotless Search Top-Level Domain - Marketing Land
・ICANN has decided to ban the use of dotless domains - ZDNet
・Dotless domains are dead - DomainIncite
・Dotless domains "dangerous", security study says - DomainIncite
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