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モトローラ「MotoX」、出荷ペースは週10万台に – 米組み立て工場が正式オープン

モトローラ「MotoX」、出荷ペースは週10万台に – 米組み立て工場が正式オープン

Updated by WirelessWire News編集部 on September 12, 2013, 12:29 pm JST

WirelessWire News編集部 WirelessWire News編集部

モトローラ(Motorola)の新型スマートフォン「Moto X」を組み立てるテキサス州ダラス/フォートワースの工場が米国時間10日に正式オープンとなり、同社のデニス・ウッドサイド(Dennis Woodside)CEO、グーグル(Google)のエリック・シュミット(Eric Schmidt)会長、製造を請け負うフレクストロニクス(Flextronics)のマイク・マクナマラ(Mike McNamara)CEO、リック・ペリー(Rick Perry)テキサス州知事も参加して会場式典が行われた。


[Bloomberg]

このイベントでは、8月6日から生産が始まった「Moto X」の出荷ペースが現在週10万台に達していることや、同工場の生産能力について将来的には(年間)数千万台規模を見込んでいることなどが明らかにされたという。また組み立て作業者の人件費は平均時給12〜14ドルと中国で組み立てた場合に比べて約3倍になるが、それでも「米国製」であることをアピールできる点や、カスタムオーダーの製品を受注から4日以内に消費者に届けられる点など、コストの負担増加を補って余りあるメリットがあるとするウッドサイドCEOのコメントなども伝えられている。

なお、ウッドサイドCEOは「Moto X」のカスタム・オーダー版の売れ行きについて「相当数の注文」があるとしているだけで具体的な台数を明していないものの、「確実に利益がとれている」と述べたとCNETは記している。またThe Vergeでは、モトローラが将来的に製品の組み立てだけでなく、部品の製造も米国内で行うことを視野に入れているとする同CEOのコメントが紹介されている。

「Moto X」は、グーグル(Google)によるモトローラ買収後、両社が共同で開発した初めてのスマートフォンとして、8月初めに鳴り物入りで発表されていた。

【参照情報】
Motorola now shipping 100,000 Moto X phones weekly from Texas – Reuters
Motorola assembling 100k Moto X phones in Texas weekly – CNET
Motorola: Moto X sells at profit; custom orders ‘substantial’ – CNET
Made in America: a look inside Motorola’s Moto X factory – The Verge