ソフトバンク、米携帯端末卸売のブライトスターを傘下に - 年間扱い高200億ドル規模に
2013.10.21
Updated by WirelessWire News編集部 on October 21, 2013, 12:19 pm JST
2013.10.21
Updated by WirelessWire News編集部 on October 21, 2013, 12:19 pm JST
ソフトバンクは18日、米携帯端末卸売事業者ブライトスター(Brightstar)の株式の過半数を取得することになったと発表。ブライトスターでは、ソフトバンクや米スプリント(Sprint)向けなどを中心に年間200億ドル程度のモバイル端末や関連サービスを取り扱うことになるという。
ソフトバンクはまず、ブライトスター株式の57%を12億6000万ドルで取得、その後5年間で出資比率を70%まで引き上げる計画。2013年中に見込まれる取引完了後には、ブライトスターがソフトバンク系列の一部の通信事業者に対し、端末卸売のほか、携帯電話保険、買い戻しや下取り、その他金融サービスなどを提供する優先権を持つことになるという。
ブライトスターは、アップル(Apple)やサムスン(Samsung)など100社以上のメーカーと取引があり、仕入れたモバイル端末などを50ヶ国の携帯通信事業者に卸売している。またスプリントと競合する米ベライゾン(Verizon Wireless)やAT&Tなどもブライトスターと取引が有り、これら競合各社の今後の出方にも注目が集まる可能性が高いとFirece Wirelessは指摘している。
【参照情報】
・SoftBank makes $1.26B investment in wireless distributor Brightstar - Fierce Wireless
・SoftBank to spend $1.26 bln for majority Brightstar stake - Reuters
・SoftBank Snags $1.26 Billion Stake in Brightstar - AllThingsD
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