マイクロソフト、「Google Glass」の競合製品を開発中(WSJ報道)
2013.10.23
Updated by WirelessWire News編集部 on October 23, 2013, 12:27 pm JST
2013.10.23
Updated by WirelessWire News編集部 on October 23, 2013, 12:27 pm JST
マイクロソフト(Microsoft)が、メガネ型ウェアラブル端末を開発し、すでにプロトタイプのテストを実施しているとする関係者の話がWall Street Journal(WSJ)で報じられている。
ウェアラブル・コンピューターをめぐっては、グーグル(Google)がすでにメガネ型端末「Google Glass」を発表しているほか、ソニーが「SmartWatch 2」を、またサムスン(Samsung)が「GALAXY Gear」を投入し、「スマートウォッチ」の市場に参入している。またアップル(Apple)やHTCなどでもスマートウォッチの開発・投入の準備を進めているとする話も浮上している。
WSJでは、アジアの部品サプライヤー関係者の話として、マイクロソフトがメガネ型端末に用いるカメラなどの主要部品を発注したとしているが、ただしこのプロトタイプが製品化されるかどうかはまだ不明だという。
WSJでは、ウェアラブル端末の販売台数が2018年に4億8500万台に達するとするABI Researchの予測を紹介した上で、「マイクロソフトはウェアラブル端末のハードウェア製造で市場をリードする覚悟を固めている」とする関係者の話を引用している。また同社がヘッドマウント・ディスプレイ関連ですでに78件の特許を取得済みで申請中の特許も94件ほどあり、グーグルの59件、アップルの27件(いずれも米国での特許)を上回っているとも指摘している。
【参照情報】
・Microsoft Tests Eyewear to Rival Google Glass - WSJ
・Report: Microsoft testing Google Glass competitor - Ars Technica
・Report: Microsoft Prepping Google Glass Rival - PC Magazine
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