サムスン対アップル、米カリフォルニアでの知財裁判が新たにスタート
2013.11.13
Updated by WirelessWire News編集部 on November 13, 2013, 13:31 pm JST
2013.11.13
Updated by WirelessWire News編集部 on November 13, 2013, 13:31 pm JST
アップル(Apple)とサムスン(Samsung)の間で争われているモバイル端末関連の知的財産権をめぐる米での訴訟で、サムスンによる賠償額を決めるための裁判が始まった。
昨年カリフォルニアの米連邦地裁で争われていたこの裁判では、サムスン(Samsung)によるアップルの特許権侵害が認められ、サムスンに対して10億5000万ドルの賠償金をアップル(Apple)に支払うよう命じる判決が下されていた。しかし同裁判を担当したルーシー・コウ(Lucy Koh)判事は今年3月、賠償金額を決定した陪審員の計算に法的な誤りがあったとし、賠償金額を4億5000万ドル減額するとともに新たな裁判を行うよう命じていた。これを受けて、米国時間12日に始まった新たな裁判では、同日90名を超える陪審候補が集まったという。
なおこの裁判では、サムスン製の旧モデルの端末に焦点があてられており、それとは別に比較的新しい端末をめぐる裁判が来年3月に行われる見通しだという。
【参照情報】
・Apple Heads to Trial With Inventor Over Smartphone Patent - Bloomberg
・Apple and Samsung back in court over patent damages - BBC
・Apple-Samsung retrial: Jury selection is underway - Ars Technica
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