レンズ付きGoogle Glassの開発に動くグーグル - 大手業者と協議(WSJ報道)
2013.11.25
Updated by WirelessWire News編集部 on November 25, 2013, 11:59 am JST
2013.11.25
Updated by WirelessWire News編集部 on November 25, 2013, 11:59 am JST
グーグル(Google)のウェアラブル端末「Google Glass」について、同社が度付きレンズの入ったメガネ型製品の開発を視野に、VSP Globalという米の大手メガネ関連事業者と話し合いを進めていると、WSJが伝えている。
両社の話し合いは初期の段階で提携が具体化かなどは定かでないが、VSP Globalは米国だけで約6000万人近いサービス加入者や約3万人の眼科医にリーチできる立場にあることから、メガネと一体化されたGoogle Glass端末が製品化できれば、一般への普及も急速に進む可能性もあるという。
Google Glassはいまのところ値段が1500ドルと高価なことに加え、視力が弱いメガネ着用者には同製品をメガネの上から装着しなければならないことが、導入を妨げる障害のひとつとされていた。実際、ふたつを併用しているGigaOM記者は実体験をもとに、かけ心地やユーザー・エクスペリエンスは良いとは言えない、と指摘している。
なおグーグルは以前、Google Glassに関して、ファッショナブルなメガネをデザイン・販売するオンライン事業者のワービー・パーカー(Warby Parker)に接触していたことが報じられたこともあった。
【参照情報】
・Google in Talks to Create Prescription Lenses, Designs for Google Glass - WSJ
・Report: Google in talks with VSP Global for Google Glass frames, lenses - GiaOM
・Google's next Glass project could be prescription lenses - ZDNet
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら