ノキア、VR映像撮影用カメラ「Ozo」を発表
Nokia reveals Oz, the first commercially available VR camera
2015.07.30
Updated by WirelessWire News編集部 on July 30, 2015, 10:30 am JST
Nokia reveals Oz, the first commercially available VR camera
2015.07.30
Updated by WirelessWire News編集部 on July 30, 2015, 10:30 am JST
フィンランドのノキア(Nokia)は米国時間28日、360度の映像と音声を撮影・録音できる新たなカメラ「Ozo」を発表。バーチャルリアリティ(VR)分野に本格参戦する。
ノキアの研究開発部門Nokia Technologiesで開発されたOzoは、映画製作などの業務用システムで、8つの光学センサーと8つの内蔵マイクを搭載し、全方向の映像と音声を記録できるというもの。The Vergeによると、撮影後の編集作業に多くの時間がかかる従来のVR撮影機材とは異なり、「Ozo」を使えば撮影したコンテンツを数分後で再生・視聴することも可能だという。
Ozoの発売時期は今年秋で、現時点では価格は不明とされている。
VR関連の製作ツール分野では、ゴープロ(GoPro)が没入型映像の記録に使用できる全方向カメラの開発を進めていることを今年5月に発表。またゴープロはその後グーグル(Google)のVR映像製作用エコシステム構築プロジェクト「Google Jump」向けとなる16台のカメラを内蔵する撮影システムを公開。いっぽうサムスンもVR映像撮影用の全方向カメラの開発を進めていることを明らかにしていた。
【参照情報】
・Nokia announces OZO virtual reality camera for professional content creators - Nokia
・Nokia reveals Ozo, a futuristic new camera for filming virtual reality - The Verge
・Nokia jumps into virtual reality market with 360-degree Ozo camera - CNET
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