Image by Alden Chadwick(CC BY)
グーグル、糖尿病患者向けモニタリングデバイス開発で新たな提携発表
Google's plan to chase the health care market
2015.08.13
Updated by WirelessWire News編集部 on August 13, 2015, 11:47 am JST
Image by Alden Chadwick(CC BY)
Google's plan to chase the health care market
2015.08.13
Updated by WirelessWire News編集部 on August 13, 2015, 11:47 am JST
グーグル(Google)の持ち株会社アルファベット(Alphabet)は米国時間12日、同社傘下のグーグル・ライフサイエンス部門がヘルスケア関連企業のデックスコム(Dexcom)と提携したことを発表。両社は糖尿病患者に向けた血糖値のモニタリングデバイスの開発で協力していくという。 TNWによると、両者が開発を計画する端末はインターネット接続が可能な絆創膏サイズのもので、主にデックスコムがセンサー開発を受け持ち、グーグルは小型化のノウハウを提供することになるという。低コストで使い捨て可能なこの端末は、一型二型両方の糖尿病患者がリアルタイムで血糖値レベルをモニタリングできるもので、データのクラウドへのアップロードやグーグルのソフトウェアによる分析も可能になる見込みとされている。 今回の提携で、グーグルはデックスコムの普通株式3500万ドル相当を取得するほか、研究開発費として最大で6500万ドルを現金または株式で受けとる予定。さらに製品が完成し、ある程度の収入が確保された後は、グーグルが収入の5〜9%を受け取ることになるという。 なお、糖尿病患者向けの血糖値モニタリングデバイスに関してグーグルは、昨年7月に医薬品大手のノバルティス(Novartis)との提携を発表しており、グーグルX(Google X)ラボが昨年1月に発表した医療用「スマート・コンタクトレンズ」のライセンス提供と共同開発も発表していた。 https://youtu.be/sk53YNJXZSw 【参照情報】 ・Google is building tiny devices to help diabetics - TNW ・Google's Life Sciences is making bandage-sized glucose monitors - The Verge ・Google Is Building Tiny, Affordable Diabetes Sensors - NBC News
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