original image: Remko van Dokkum(CC BY)
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ツイッター(Twitter)が同社の新たな会長に、グーグル(Google)出身のオミッド・コーデスタニ(Omid Kordestani)氏を指名したことを米国時間14日に明らかにした。
コーデスタニ氏は、グーグルの最初期からのメンバーで、同社では長年事業開発を担当。昨年夏にはニケシュ・アローラ(Nikesh Arora)氏(現ソフトバンク)の後を受けて同社のチーフ・ビジネス・オフィサー(chief business officer)に就任。また今年グーグルが実施した組織改編以降は、持ち株会社であるアルファベット(Alphabet)のアドバイザーを務めていた。なお、コーデスタニ氏はツイッター会長への就任に伴い、アルファベットから離れることになるという。
ツイッターでは、会長兼暫定CEOを務めていたジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏が正式なCEOに復帰したのに伴い、後任の会長探しが続いていた。この話題に触れたRe/codeでは、ツイッターとグーグルとの関係がここに来て急接近しているなどと指摘している。
ツイッターは一昨年に株式上場を果たしていたものの、上場後はユーザー数や広告売上の増化が期待に届かず、株価も伸び悩んでいた。こういったなかで今年6月、当時のディック・コストロ(Dick Costolo)CEOが退任を発表。その後、暫定CEOとなっていたジャック・ドーシー氏が今年10月に正式なCEOに就任。米国時間13日には、新たに従業員の8%にあたる336人を削減するリストラ計画を明かしていた。
【参照情報】
・Twitter Taps Former Google Officer as Executive Chairman - WSJ
・Twitter Names Google Veteran Omid Kordestani as Chairman - Bloomberg
・Twitter Names Google’s ‘Business Founder’ Omid Kordestani as New Executive Chairman - Re/code
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