capture image: Our Partnership with Google's Project Tango - Highlights(Lenovo)
レノボ、「Project Tango」の3Dマッピング技術対応スマートフォンを発売へ
2016.01.12
Updated by WirelessWire News編集部 on January 12, 2016, 11:32 am JST
capture image: Our Partnership with Google's Project Tango - Highlights(Lenovo)
2016.01.12
Updated by WirelessWire News編集部 on January 12, 2016, 11:32 am JST
グーグル(Google)が「Project Tango」プロジェクトで研究開発を進める3Dマッピング技術に対応するスマートフォンを、レノボ(Lenovo)が今年夏にも発売する予定であることを米国時間7日に明らかにした。
CNETなどの報道によると、レノボのこのスマートフォンはクアルコム(Qualcomm)製プロセッサを搭載し、500ドル以下で販売される予定。また同端末には、色の判別や深度の計測、広い画角の撮影などに必要な3つのレンズが搭載される見込みで、対応するアプリなどについても開発が進められているという。
グーグルは「Project Tango」で、スマートフォンなどに搭載されるカメラやセンサーを利用して、ユーザーが周囲の環境や対象物をリアルタイムで3Dスキャン / マッピングできる機能を開発している。同社はすでに「Google Maps」や「Street View」などで主に屋外の位置情報を収集してきているが、たとえばショッピングモールやホテルといった建物の内側についてはデータ収集がまだあまり進んでいない。「Project Tango」の3Dマッピング機能を搭載する端末が普及すれば、屋外だけでなく屋内についてもクラウドソース式のデータ収集の道が開ける可能性がある。
この話題を採り上げたWSJによると、レノボは約1年前からグーグルの「Project Tango」プロジェクトチームと協力を続けてきており、新機能を搭載する端末の市場投入を通じて、他のAndroid端末メーカーとの差別化を図りたい考えだという。
【参照情報】
・Two to Tango: Google, Lenovo partner to build location-aware phone - CNET
・Google Tangoes with Lenovo to Bring 3-D Mapping to Smartphones - WSJ
・Lenovo Unveils First Smartphone Powered by Google's Tango - Bloomberg
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