画像はイメージです original image: © DragonImages - Fotolia.com
インドのフリップカート、面接抜きでMOOC修了者を採用
2016.01.29
Updated by WirelessWire News編集部 on January 29, 2016, 13:19 pm JST
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2016.01.29
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インドの大手Eコマース企業、フリップカート(Flipkart)が現地時間28日、オンライン学習サービス(MOOC)を提供する米ユーダシティ(Udacity)との提携を発表。同サービスのコースを修了し「ナノディグリー(nanodegree)」を取得した人材を面接なしで採用する取り組みを拡大するという。
Times of Indiaによると、フリップカートはユーダシティでAndroid開発コースを修了した人材をすでに3人採用しており、志望者の選考にあたってはユーダシティに掲載されているプロフィールや修了したコースの内容といた情報を参考にしたという。またこの点についてフリップカートのCTOは「従来の採用プロセスは、面接日など特定の日に志望者が発揮したパフォーマンスに大きく左右され、本人のスキルや気質を必ずしも反映しているとはいえない」「面接を省くことで採用にかかる時間を短縮できる」などと説明している。
インドではモバイル経済が急拡大するなか、これに対応するための人材の不足が深刻化しつつある。Times of Indiaでは、インド国内の開発者人口について、現在の推定5〜7万人から2020年には2000万人にたっするとする業界団体(Internet & Mobile Association of India)の予測が紹介されている。
ユーダシティは、元グーグル(Google)のセバスチアン・スランが設立したMOOCで、近年ではグーグル、フェイスブック、アマゾンなどの関係者と協力しながら、実戦的な技能の習得に役立つナノディグリーの提供に事業の中心をシフトしている。
【参照情報】
・Flipkart hires without interviews - Times of India
・Flipkart and Udacity want a world without job interviews - Venture Beat
・Udacity and Flipkart partnership brings graduates jobs without interviewing - TNW
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