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アルファベット、アップルを抜いて「時価総額世界一」へ
2016.02.02
Updated by WirelessWire News編集部 on February 2, 2016, 13:09 pm JST
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2016.02.02
Updated by WirelessWire News編集部 on February 2, 2016, 13:09 pm JST
グーグル(Google)の持ち株会社であるアルファベット(Alphabet)が米国時間1日に2015年第4四半期の決算発表を行い、アナリストらの予想を上回る業績を発表したを受けて、同社の株価が時間外取引で大幅に上昇。その結果、アルファベットがアップル(Apple)を抜いて時価総額世界一になることがほぼ確実になったという。
CNBCによると、アルファベットの時価総額は1日の取引終了後に一時5700億ドルまで上昇し、アップルの5350億ドルを上回る水準に達した。両社の株価がほぼこのまま2日の取引に持ち込まれた場合、アルファベットの「時価総額世界一」が確定するという。
アルファベット(旧グーグル)が時価総額でアップルを上回るのは2010年2月以来のこと。また2004年のIPO時から2008年4月まではグーグルの時価総額のほうがアップルのそれよりも大きい時期も続いていたという。
アルファベットは昨年実施した組織再編・持ち株会社制への移行やCFOの交代などで、財務内容の透明性が高まったことなどが投資家から評価され、昨年後半には株価が約44%上昇。それに対して、アップルは売上全体の約3分の2を占める「iPhone」の販売台数の成長鈍化が鮮明となったことから、同期間中に株価が16%下落していた。
【参照情報】
・Alphabet passes Apple as most valuable firm after hours - CNBC
・Alphabet Passes Apple as World's Most Valuable Company With Google's Help - Bloomberg
・Alphabet passes Apple as the most valuable company on Earth - Venture Beat
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