画像はイメージです original image: © wayne_0216 - Fotolia.com
スイスのVRベンチャー、マインドメイズに11億ドルの評価額
2016.02.18
Updated by WirelessWire News編集部 on February 18, 2016, 12:56 pm JST
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2016.02.18
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マインドメイズ(MindMaze)というスイスのVR(Virtual Reality)関連ベンチャーが10億ドルの評価額で1億ドルの資金調達を実施したことが、米国時間17ン日に明らかになった。
マインドメイズが開発するのは、VRやAR(Augmented Reality)の技術とユーザーの動きを感知する様々なセンサーとを組み合わせて、ユーザーにインタラクティブなデジタル体験を提供する技術。同社は脳波を使ってオブジェクトなどを制御できる「MindLeap」というヘッドセットのプロトタイプを発表しており、またVentureBeatによるとマインドメイズが開発した脳梗塞の患者向けリハビリ用システムは医療現場での導入もすでに始まっているという。
今回の資金調達には、インドのヒンドゥージャグループ(Hinduja Group)などが投資家として参加。マインドメイズは集めた資金の使途について、切断手術を受けた患者など、これまでとは異なる患者に向けたヘッドセットの開発や、自動車分野など新たな分野への進出を視野に入れたオフィスの拡大などを挙げているという。
この話題を採り上げたVentureBeatでは、VR/AR市場が2020年までに100億ドル規模に成長するとする調査会社デジキャピタル(Digi-Capital)の予測を紹介している。
【参照情報】
・Switzerland’s MindMaze raises $100M in funding for VR for stroke victims - VentureBeat
・VR Startup MindMaze Raises Funds at $1.1 Billion Valuation - Bloomberg
・MindMaze, Maker Of A ‘Neural Virtual Reality Platform,’ Raises $100M At A $1B Valuation - TechCrunch
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