フェイスブックとツィッターのCEOが標的に - ISが挑発動画を公開
2016.02.26
Updated by WirelessWire News編集部 on February 26, 2016, 15:03 pm JST
2016.02.26
Updated by WirelessWire News編集部 on February 26, 2016, 15:03 pm JST
IS(イスラム国)などのテロリストによるサービス利用の封じ込めに動く米ソーシャルメディア各社に対して、その動きを嘲笑するような内容の動画がオンラインで公開されたという。
先ごろ「Sons Caliphate Army」を名乗る自称「ISのハッキング部隊」によってリリースされたこの動画には、マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)CEOおよびツイッターのジャック・ドーシー(Jack Dorsey)CEOの顔写真に銃弾を浴びせる部分が含まれていた。また「おまえらはわれわれに適いっこない("You are not in our league")」というメッセージで締めくくるこの動画中には、ISの保有するアカウントがフェイスブックには1万個以上、ツイッターには5000個以上あるとの主張ともに「1個のアカウントが消されれば、新たに10個のアカウントが作られるだろう」などとする一節も含まれていた。
ツイッターは今月初め、過去6か月間にISに関連する12万5000個のアカウントを停止したことを発表。またフェイスブックも具体的な数は明かしていないものの、ISに関する報告を受けたコンテンツや関連するアカウントについて削除を行っていることを明らかにしていたというう。
この話題に触れたGuardian記事には、問題の動画について「こうしたことが毎日のように生じている」とするツィッター広報担当者のコメントも紹介されている。
【参照情報】
・Islamic State Hackers Take Aim at Facebook’s Zuckerberg, Twitter’s Dorsey - WSJ
・Isis video targets Twitter and Facebook CEOs over suspended accounts - The Guardian
・U.S. looks to Facebook, private groups to battle online extremism - Reuters
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